肺炎について(その2)

間質性肺炎
間質性肺炎とは肺の間質の炎症のことです。
肺は実質と間質とに分けられます。
実質とは、肺胞の中を指し、間質とは、肺胞と肺胞の間を指します。
この肺胞とは径0.1〜0.2mmの単位からなり酸素と二酸化炭素を交換する場所。
間質性肺炎には色々な病気が含まれ、通常の肺炎とは異なります。
自覚症状は、咳や呼吸困難などです。


好酸球  Eosinophil
白血球の種類の1つ。
顆粒から特殊な蛋白を放出し寄生虫を傷害したり、喘息や薬物アレルギーなどのアレルギー反応を引き起こします。
総白血球数に対し5パーセント以上で好酸球増多です。
好酸球増多がある場合、寄生虫疾患、体のどこかで起きているアレルギー性疾患、炎症性疾患、麻疹、猩紅熱、急性炎症性疾患の治癒期、特殊な自己免疫疾患etc・・・を考えます。
好酸球の増加で、アレルギー性疾患と必ずしも言えないが、 アレルギー性疾患に増える場合が多いです。
 

動脈血ガス分析
動脈血を採取し、血液のpH、酸素分圧、二酸化炭素分圧を調べる検査です。
呼吸状態や,代謝の状態を知ることが出来ます。
橈骨動脈(手首)肘動脈(肘の内側)大腿動脈(股のところ)などから採血します。
採血は看護婦ではなくて医者が行います。
採血後は、しばらくしっかり押さえていなくてはいけません。(動脈を刺すので出血しないように)


点滴や採血とは違って、刺すときにとても痛い検査です。



呼吸機能検査
まず、機械の筒をくわえて呼吸します。
指示の通りに普通の呼吸をしたり、大きく息を吸ったり吐いたりして呼吸がちゃんと行われているか、調べる検査のことです。

まじめにやると結構疲れる検査です。(呼吸がひどくなるかもしれません)

フローボリュウム曲線、最大換気量、全肺気量、残気量、肺拡散能、気道抵抗、
クロージングボリュウムなどがあります



気管支鏡
気管支鏡は、口または鼻から入れて喉頭を通して、気管や気管支の中を見る検査のこと。
(その太さは5〜6ミリメートル)

胃カメラと同じ様なもの・・・らしい。 (両方とも経験がないので・・・すみません





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