肺炎闘病記（その1）

　入院までの経過　

10日程前より、風邪様症状があり病院に行って内服薬を貰って飲んでいました。
しかし、夜間の発熱(37〜38度)咳、痰が全然おさまらず、夜も何回か起きる程でした。
そこで、病院で胸部レントゲン、CT検査の結果、右肺下葉に陰があり肺炎と診断されました。
入院して、治療しないと回復しないということで急遽入院になりました。
（先生に入院しないでいると悪化して、酸素吸入や人工呼吸器が必要になるかもしれないとおどかされました。）

　入院　
６／２９
入院になるとは、全然思ってもみなかったことなので、かなりあわてました。
家族に家のことをまかせて、そのまま外来で待機。
症状としては、倦怠感、息切れ、咳痰、微熱。
胸部レントゲン、CT検査検査の時に、「息を吸ってーそのまま止める」と言うのが上手く出来ず、咳き込みそうになって困りました。
内科の大部屋（5人部屋真ん中のベッド）に入院することが出来ました。
早速、抗生剤の検査をしてユナシン（合成ペニシリン系抗生物質）の点滴が始まりました。(一日２回）
血管が出ないので右手（利き手）の手首の所に留置針が入りました。ここから１日２回朝、夕抗生剤の点滴をするようです。
（私は左手の血管が出なくて出来ませんでした。点滴は、利き手の反対の手の関節ではないところがベストですね）
点滴をしないときは、チューブを包帯で固定するそうです。
パルスオキシメータでＳｐＯ2を1日3〜4回測定するようです。
97〜98パーセント位の値になることが多かったです。
ただただ、体がだるくて横になってウトウトしていました。

６／３０
夜中、２〜３時間ごとに咳と痰が出て、目が覚めました。
他の人に迷惑なので、デイルームにのど飴と水とティッシュ（通称　喀痰セット）を持っていって、
全部痰が出てすっきりするまで、１５〜２０分ほど座っていました。（夜間３回ほど）
朝から、３７度の微熱があって、倦怠感が強い感じです。
抗生剤の副作用で下痢を８回しました。

７／１
今日から、冷房が入るようになって日中は大変涼しくなりました。
が・・・ちょっと涼しすぎると、咳が出てきて止まらなくなることがあります。（温度調節が難しいです）
微熱はまだ続いていますが、痰の量は少し減ってきた感じです。
消灯後は、冷房が切れるので、うちわは必需品です。

７／２
今日は、採血、検便、検痰、胸部レントゲン、心電図の検査をする。
本当は、車椅子で移動しなくてはいけなかったようだが、腰痛と座骨神経持ちなので勘弁してもらい自分で歩いて行く。
まだ、シャワー浴の許可が出ないので自分でタオルで体を拭き（清拭）足だけお風呂で洗う。（足浴）
咳はちょっとしたことが刺激になって出ます。少しは体が楽になってきたので本などを読めるようになりました。

７／３
前日の検査の結果の説明がドクターよりありました。
『白血球10700から 9900へ、CRP　9.2から2.6へ減少している。しかしまだ肺に白い影がある。
7/5採血、胸部レントゲンの結果をみてよければ退院できるかもしれない。』
（・・・たぶん退院は来週になるでしょう）とのこと。

一週間では、退院出来なさそうなのでちょっとがっかりする。
今日は、私の○○才の誕生日。ケーキ無し。

７／４
久しぶりに日中37.4度熱があったが、本人の自覚無し。咳痰は、少しずつ減少してきている。

７／５
採血の結果白血球8000、CRP0.5で検査の値が正常値となる。
ただ、胸部レントゲンの結果まだ肺の白い影がすっきりしないので7/8胸部CTの結果退院をきめるとのこと。
私は、足の循環が悪くて足が冷たくなるので、今まで整形の外来で循環をよくする点滴を週2回していました。
しかし、入院してからしていなかったので、外来受診して点滴をしてもらいました。
（微熱が収まると同時に冷たい感じがしたので）
今日は、なぜか右足がつりまっくてひどい（8回）　湿布を貼って様子を見ました。

７／６
朝起きがけは、痰の色が黄色だが、段々白色に変わってきます。
痰が、出にくい時は、水分をとったり、のど飴をなめたりすると出やすいです。

７／７
今日から、シャワー浴の許可が出ました。
まだ、右手に点滴用の留置針が入っているのでどうやってはいるのか心配でしたが、透明の防水テープを貼って入りました。
久しぶりにすっきりしました。

７／８
左の肋骨の所が咳のため痛くなり、治らないので整形の先生に見てもらったところ
多分ひびが入っているのではないか、と言われ湿布を貼って、バンドを締めて
固定しています。（レントゲンには写らないそうです）

７／９
ついに退院する。やはり家が一番いいですね。
ただ、病院と違って暑いのにはまいりますが・・・（温度差5度以上）
病院食はご飯を1/3残していたのですが、食っちゃ寝生活のためか
体重はあまり減りませんでした(T_T)

これで、病院での入院生活も終わったと思っていたのですが・・・
1週間もたたないうちに再入院となってしまいました

その2に続く・・・・・